京都から大阪の旅
大阪から帰ってきましたがな
今回はちょっと変わったコースで
9:07静岡発のひかり号、3日前に窓口に行ったら満席ですと😱
そりゃそうだわ、桜満開の日曜日だもん
なので一本後のこだま号で
それも新大阪ではなく京都まで
毎月第一日曜日に東寺で開催される「東寺がらくた市」に行くためです
京都駅から近鉄奈良線に乗り換えてすぐの東寺駅で降ります
キャリーケースはこの駅のコインロッカーに預けようと思ったのですが、いちおうここも観光地ですし、たぶんすべてふさがっているだろうと思い、京都駅で預けちゃおうと
しかしあれだけの数を誇る(おそらく日本屈指)京都駅のコインロッカーがひとっつも空きなし。恐るべきはお花見シーズン😱
で、仕方なくガラガラ引きずりながら東寺駅へ。で、着いてみるとコインロッカーはひとっつも使用中なし🤣そんなモンですよ
東寺では古布などもたくさん売られていて、奥方様はさっそくヒートアップ。いくつか掘り出し物をゲットします。番頭さんも酒器をふたつほど購入、予定時間を30分ほどオーバーしましたが、次の目的地へ向かいます



同じ近鉄線で桃山御陵前へ。この日はちょうど桜まつりを開催しているということなので観に行こうかと。この地には歴史好きにはたまらない「寺田屋」という史跡があります。かの坂本龍馬が妻となるおりょうと一緒に宿泊していたところを襲撃され、命からがら逃げきったという場所ですね。これに激怒した薩摩の西郷隆盛が一気に倒幕の動きを加速させることとなったため、歴史上非常に重要な史跡と言われています
ただかりんこ夫妻、東寺での時間オーバーがたたり、帰りの電車時間までが30分程度に😭やむなく桜見物を諦め、寺田屋の写真だけを撮って帰りました笑


その後は懇意にしているメーカーさんの肝煎で東大阪市にある閉業寸前の生地屋さんへ。とてもいい生地を捨て値同然で購入させてもらったのですが、そのメーカーさんと待ち合わせたのが😄
「放出」
という駅
関西にはワケのわからん、いわゆる「難読地名」の駅が多く点在するのですが、ここはその中でもトップクラス。関西人以外にはまず読めません
「ほうしゅつ」ではないです
『はなてん』と読みます
まさしく「なんでやねん!」です
周辺にも「樟葉(くずは)」やら「枚方(ひらかた)」やら「住道(すみのどう)」「弥刀(みと)」「十三(じゅうそう)」、極めつけは「喜連瓜破(きれうりわり)」なんてのもあります。湯桶読み・重箱読み、さすが大阪、もうなんでもアリですわ🤣
前泊して翌月曜日は朝から船場センタービルで仕入れです。半年ぶりの大阪は変わらぬ雑多感に溢れていました。洋服のお店の隣は作業服の問屋だったり呉服問屋だったり。中国人のやり手マダムのお店もお気に入りです。半年ぶりで二回目のお買い物なのに、かりんこの名前を憶えてくれているお店があったのには驚きました
さて、仕入れを済ませた夜です
いつもはホテルの近くのスーパーで買い物をして部屋で食べるケースが多いのですが、今回はせっかくだからディープな大阪に行ってみようと「新世界」に向いました。いつも我々が仕入れを行う船場というところは江戸期から大阪の中心地で、どちらかというと「品のいい大阪」なのですが、ここを南に行くと、心斎橋、道頓堀、難波といった一般的な大阪になります。そしてもうちょい行ったところに有名な大阪のシンボル「通天閣」があり、この周辺を「新世界」と呼びます。世界中から観光客が訪れる観光地ではあるのですが、道を一本渡ると別の意味で有名な「日雇い労働者の町・西成あいりん地区」があり、ディープな人々がそこに蠢いているのです






夕食は通天閣を臨む新世界の串揚げ屋で。いわゆる「ソース二度漬け禁止」の串揚げです。ディープな土地のお店ではありましたが、スマホ注文の今どきのお店で味も良かったです

さて、最終日。回り切れていないところをいくつか訪れて仕入れは午前中で終わり。ちょうどこの期間は船場センタービルも特別大売り出しの最中で、福引が行われていました。抽選を何枚かもらっていたので帰りしなにチャレンジ。昔ながらのガラガラを回したのは奥方様
何度かのスカ(黒玉)のあと、赤玉がコロンと!
ハンドベルが鳴らされ、こうなりました


2等賞、5,000円の現金大当たりです🎯💵 今年の運を使い果たしたかもしれません(笑)
そんな道中で仕入れた商品です。ほんの一部ですが









そして昨年大好評だったマダガスカルバッグ()も入荷しました



楽しい商品が揃いました
皆さまのお越しを心よりお待ちしております
では今回もご覧いただきありがとうございました
大阪の仕入れ旅楽しまれたようで良かったです。
インスタにも載せたけど、今回は京阪電車のプレミアムカーに乗るのも目的の一つでした。メーカーさんとの待ち合わせ時間があって往路は丹波橋から京橋までと中途半端になっちゃったけど、復路は淀屋橋から丹波橋まで、少しだけ長く乗れました。それにしても関西の駅名には惑わされましたわ。丹波橋のホームで待っていたら大阪弁ガチガチの爺さんに「これ宇治に止まります?」と訊かれ、ああ、次の「なかがきじま」で乗り換えだよって偉そうに答えたら、「ちゅうしょじま」ですな、と言われ赤っ恥。「はなてん」はさすがに下調べしといたからよかったけど、メーカーさんの家のある「弥刀」とか普通に「やとう」と読んでまた訂正されました笑