おかげさまの5周年
今年のお正月に京都を旅してきまして、有名な観光名所でない一般的な街並みもいくらか歩いたんですが、それでも老舗とおぼしき風格のあるお店がさりげなく当たり前のように点在しているんですよね。ただしここは「明治創業なんて老舗と呼べない」土地です。いちおう京都府は老舗の定義を決めてあって、100年以上にわたって家業の理念や伝統を継承してきた企業・商店を指すのだそうで、明治期ならば最低でも110年経っているのでじゅうぶん老舗になるのですが、やはり京都人たちはいけずなのか格式に厳しいのか「比較的新しいお店」のカテゴリーに閉じ込められてしまうようです(笑)
100年がひよっ子の世界から見たら5年は1/20なので、きっと卵の殻を突っつき始めた程度なんでしょうねえ
そんなことで本日1月28日、かりんこ13は5周年を迎えることができました。再三再四申し上げておりますが、これは偏に皆様のおかげだと心得ております。本当にありがたいことでございますが、まだまだ卵の殻の中。殻を割って外の世界に出られるぐらいまでもう少しはやっていられたらなと思っております
お店を始めたのが2018年で、2020年の1月に日本初のコロナ感染者が確認されてから現在まで、思えば5年のうちのまるまる3年がコロナ禍での皆様とのお付き合いとなってしまいました。当然マスクを外したお顔でお会いした方よりもそうでない方の方が多いわけですから不思議な話ですよね。政府は5月8日を以て、医学的分類を2類から5類に移行して、実質的なコロナ禍からの解放を認定する旨を発表しましたが、マスクの使用は日本においてはそれよりもまだ半年から一年は続くでしょう。外さない人はもう一生外さないということもあるのかもしれませんね
5年は確かに短いのですが、やはり楽しかったり哀しかったり多くの出来事を経験することにもなるのです。いつも笑顔で遊びに来てくださったお客様がこの間に何人かお亡くなりになったこともありました。そのうちにはコロナ禍ということもあってお見舞いにもいけないままお別れをした方もいらっしゃって、これは本当に辛かったです
特にご体調を崩されたわけでもないのに突然いらっしゃらなくなった方もいらっしゃいます。単に生活スタイルが変わった方も、お店の何かが気に入らなくなって離れていかれた方もおられると思います。何が悪かったんだろうと自問を話し合ったり、ご来店客が少ないとクヨクヨする日々も変わりませんが、それでもひとつひとつの出会いにこれからも感謝し続けてゆきたいと思っています
今日の一曲です
では今回もご覧いただきありがとうございました。6年目もよろしくお願いします
久々に訪れたところです。ゴーゴンです。
確か、番頭さんの誕生日だった気がして・・・。
誕生日、そして五周年、おめでとうございます!
コロナ禍にあって様々な苦難の話がある中、このように今も続いてる事を本当に良かった、と、私も胸が熱くなりました。
番頭さんはこの曲が一番好きだったのですね? 思ってたのとは違いますが、私にも懐かしい曲です。
大阪にいた頃、池のある公園の向こうで、大音響で練習してるのが聞こえていたのですが、その曲がこれだったのです。
今じゃ到底あんな事できないでしょうね
追いやられてしまったおおらかな時とでも言うのか。そんな時を味わえたのはよかったなァ なんて思いました 笑
「 京都人はいけずなのか 」 のくだりに吹いてしまいました。
大阪人が嫌だと思うのは京都人なのだそうです。
ではでは!お店の安泰とご夫婦のご健康を祈念しています!