東北訛りのカメダ

みなさま、またまたお久しぶりです

秘密結社の仕事が年間通じて一番忙しい時期ということもあって、お店にいられる時間もだいぶ少なくなってしまい、せっかく来てくださったお客様にも会えず仕舞いというケースもしばしば。本当に申し訳ない限りです(上から目線?)



今日はひさしぶりに雑談です。先日NHK-BSを観ておりましたら、京都の職人さんが「いのかす(動かす)」という言葉を使っていて驚きました。これって爺様方が「それいのかいといてくりょうやぁ(それを動かしておいてください)」などと使っている静岡弁だとばかり思っていたんです。もちろん京都でも同じ「動かす」という意味でした

そしたらこの言葉が使われているのが不思議なことに静岡県、茨城県、愛知県、北海道、関西圏のみなんだそうです。北海道はたぶんこれらの土地の集団が移住したのが由来だと思うのですが、茨城、静岡ってのがどうも不可思議です。で、これらの土地に共通して絡んだものを推理してみたんですが、もしかして「徳川家」?ではないかという仮説ができました

京都と徳川というのは相反する存在ではありますが、二条城もあることですし、無縁ではないわけです。兵庫や奈良、大阪もそれなりに徳川家とは縁がありますし、和歌山(紀州)・愛知(尾州)・茨城(水戸)は徳川御三家、静岡も駿府城を造って家康が隠居した土地でもあるわけです。家康の移動と一緒に言葉も「いのいた」のかも知れないとすれば、あながちこの推理は外れではないのかもしれませんね(自画自賛w)


そういえば半年ぐらい前、『ナニコレ珍百景』というテレビ番組で、あるお年寄りのご夫妻がネイティブのズーズー弁でインタビューに答えていたんです。でもその話題は島根県の山間部だったんですよ。番頭さんは一瞬「え?」となってすぐに「おおお」となりました。番組ではそのことに触れるわけでもなくそのまま次の話題に切り替わったんです。奥方様にもそのことを言ったんですが、「あ、見てなかった💧」w

これ、推理小説マニアの方なら別の意味でたぶん「あ」となる、「東北訛りのカメダ」を地で行った場面です

推理小説の金字塔にして昭和を代表する名作、松本清張の『砂の器』。ある殺人事件を追う刑事が、被害者が飲み屋で盛んに発した東北訛りの「カメダ」という言葉(話の内容から地名・駅名と推測)を頼りに秋田県にある「羽後亀田」という駅まで赴く。しかし事件の手掛かりは掴めず(別の重要な偶然とは出会う)、被害者の身元をあたるうちにこの訛りは何故か奥出雲(島根県)のある地域でも使われていると、そこに「亀嵩(かめだけ)」という駅があることを知って操作が急展開するという、物語にとってとても重要なシークエンスなのです

知識としては頭の片隅にあったのですが、実際にその光景に出会えるとは思いませんでした。なんか物凄い得をした気分でしたよ(笑)





奥方様ですが、体調もだいぶ良くなってきています。今回新作をご紹介には至りませんでしたが、もうそう遠くない時期にお見せできるようになるかと思われます。どうぞ引き続きご期待のほどを


で、今しがた転写プリントのセーターの新作が入荷しました。昨年初めて入れたときに、新しい技術なのでこれからどんどん類似品が出てくると予言したのですが、案の定前回の仕入れでは同じような商品をいくつも見ることになりました。それらと比較してもここの製品の質は段違い、自信もってお薦めできます

それから、一昨年大人気だったこれも入りました

お店も秋から冬にシフトしてきています。いいものは本当にすぐ無くなりますので、どうぞお早目のアプローチを


今日の一曲です

では今回もご覧いただきありがとうございました

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