のんばめる
早いものでもう一年の1/12が終わってしまいました。今日は節分。なんでも百数十年ぶりの2月2日の節分なんだそうですが、理由はどうせ朝の情報番組とかで説明があったでしょうからここでは割愛します(正直よく解ってない😅)。今夜は鬼は外と追い出しても鬼より怖いコロナウィルスが内に外に潜んでいますので、「鬼は外、福は内、コロナは宇宙の彼方!」とでも叫びながら豆を投げたほうがいいかも知れませんね
富士宮市の富士山本宮浅間大社でも毎年恒例、力士を招いた豆まきがあるのですが、今年はこれもやむなく中止。神殿で儀式のみを執り行うそうです。昨年は番頭さんも福をもらおうと神社に出向いたんですが、豆を拾うどころかほとんど身動きが取れなくなりました。あれじゃあ超過密、どう考えても「やっちゃいけない」レベルですからね、仕方ないです
話は変わります。以前好評をいただいた「しぞーか弁」の話です
先日ある言葉をめぐって奥方様とケンカになったんです
「のんばめる」という、主に食べ過ぎや体調不良で食べあぐねているようなときに使う言葉なんですが、使うのは番頭さんだけ。奥方様は聞いた事がない、そんなのは田舎の方言だの一点張り。じゃあ、調べてみようかとネット検索してみたら、焼津の方言との事。番頭さん→清水、奥方様→焼津の生まれ。??? 今度は奥方様、ネットの記事が間違ってる、私の育った地域では聞いた事がないと言い出してまたひと悶着。でもこのネット記事は焼津市役所のホームページのものだよ、でまた言い合い(笑)と、本当にどうしようもない話題だったんですが、面白いですよね。そういえば「おだっくい(お調子者)」ってのも旧清水市だけの言葉で、旧静岡市ではほとんど使われないんです。同じ県内、近隣地域内でもこういうことってあるんですね。番頭さんは日本国内の名字の由来とか分布とか方言を調べるのが大好きなので、皆さんも面白いエピソードがあったら是非教えてください
番頭さんが経験した「ザ・シズオカン」な時間をご紹介。静岡市葵区の山奥にある、とある日帰り温泉施設での爺様との会話です
爺「はぁ、あんたっちゃウチはどこだね?」
番「清水ですよ」
爺「ほぅか、ほいで清水はどこだね?」
番「○○ってところです。分かります?」
爺「おお、巴川の近くずら?オラん女房の舎弟が○○だんてよく知ってるだぁ」
番「そうなんですか、世間は狭いですねえ」
爺「お宮さん(神社)の近くにも知ってる人ンいるだけんな、△△さんて知ってるかね?」
番「△△さんですか?知らないですねぇ、幾つぐらいの人ですか?」
爺「はぁ、オラより10ばか上だんて95かぁ?」
それを横で聞いていた爺様2が
爺2「バぁカ言うな、△△ら?おまあらっちより一回りは上だ」
爺1「何言っちゃいるだ、そんなん離れてるわきゃないら。オラんとこの惣領と同じだもんで今年95だ」
番「うちの母親(当時は存命)とかなら知ってるかもしれないですね。それで△△さんはお元気なんですか?」
爺1&2「何十年も会ってねえから生きてるかわかんねえ(笑)」
何のオチもなくてごめんなさい😅
でもここに他所の地方の人がいたら何言ってるか分かんないだろうなあと思いながらも懐かしさに溢れた時間でした
では今日の一曲です
どこまでも優しい音楽。番頭さんも大好きな曲です
では今回もご覧いただきありがとうございました