仕入れ情報とMade in China
内緒の話ってワケでもないんですが、ちょっと前倒しで明日の18日(水)に急遽仕入れに行ってきます
前回はおしゃれ度の高い商品を多く仕入れたんですが、かりんこのイメージでもある「楽しい」ものは案外少なくて、あってもほとんどが数日で無くなってしまったので、今回は少し仕入れ先を吟味して探してこようと思っています
ここからはちょっとしたコラムです。皆さんは中国製の洋服って、どういうイメージを持たれていますか?多くの人が「縫製が雑」「作りがいい加減」というネガティブなワードを頭に浮かべると思います。うん、どっちも当たっています。以前よりは遥かに良くなっていますが、雑です、いい加減です
ではそれに比して日本製はどうでしょう?「安心の日本製」はいまだに高いステイタスを誇っていると思います。手に取ったときにやはり感じるものはありますし、今は値段も中国製と大差ないものもたくさん出回っています
でも、日本製を優先的に買うか、と言われればそうでもありません
「つまらない」んです。日本製は
問屋街に赴いてみればすぐに分かりますが、面白い商品、「えー何これ?」「楽しー」となる商品は圧倒的に中国資本のメーカー(日本のメーカーの出す中国製とは違います)のほうが多いんです。悪く言うとルール無視なところも大いにありますが(著作権系など)、デニム地にシースルー素材をトリミングするなど、既成概念に束縛されない自由な発想が凄いんですね
日本は「安心」とか「丁寧」という言葉に満足して冒険心を忘れてしまっているような気がします。工業製品ならばまだしも(こちらも確実に中韓にシェアを侵食されていますが)ファッション業界にあっては夢や楽しみを具現できないメーカーは堕ち行くのみです。これは毎月問屋街に通っている者が誰しも痛感することだと思います。前月はあったお店がシャッターを下ろして、その翌月には新しいお店になっているという光景を何度も見ています。そしてその新しいお店にはほぼ確実に日本語を話せる中国人店員がいます
資本のケタも今や大違いなんでしょうが、日本語ペラペラな若者が働いている様を見ると金に任せた荒っぽい出稼ぎとは明らかに違うことがよく分かります
もはや「中国侮りがたし」の次元ではありません。力関係において完全に日本のファッション業界は逆転しているのが現状です。まあ、こちらとしては楽しい商品を仕入れるだけなので、その主役が日本であろうと中国であろうと構わないんですけどね
それでも一点一点のクォリティは日本メーカーのほうがまだまだ上、加えてもっと冒険心に富んだ商品の開発をお願いしたいものです。もちろん安価でね😁
さてさて、明日はどんな商品に出会えることでしょう
木曜の夕方には皆さんにご覧いただけるよう頑張ります。お楽しみに👋
今回のX’masソングは別に知ってて自慢できるほどのものではありませんが、今から35年前(そんなに経つのか😱)に英国を中心としたロックミュージシャンたちが飢餓に苦しむアフリカの子供たちのために作ったチャリティソングです
50代ぐらいの方にはたまらなく懐かしい顔ぶればかりです。この曲が引き金となってアメリカでは「We Are The World」が作られ、同年8月には「Live Aid」という世界中で中継されるイベントが開催されるなど、一大チャリティムーヴメントを巻き起こすことになりました
音楽は世界を変える、そこには偽善や挫折もありましたが、この曲が更なるパワーを生み出したことは事実ですし、この流れが南アフリカにおけるネルソン・マンデラ(後の大統領)の釈放とアパルトヘイト撤廃の世界的圧力に繋がったことも疑いようのない事実です
では、今回もご覧いただきありがとうございました。ええ、今日はヒマです😢