甘露煮と湯治場

ただいま製作中につき、新作のご紹介はまたまたおあずけとなります、ごめんなさい🙇

11月27日、今日は何の日wikipedia。ネタがない時のズルアイテムなのですが、これによると今日は「いい鮒の日」なんだそうですね。・・・って何だよそれ。誰もが思いつきそうなしょーもない語呂合わせですが、茨城県古河市の「鮒甘露煮組合」というところが制定したんだそうです

鮒の甘露煮かあ・・そそられないなあ(笑)

そういえば昔、番頭さんが友人と恒例の現地集合の秘湯旅で山形県の米沢市の宿に泊まった時、「いつもは安い宿だけどせっかくだからもう少しお金出して美味いもん食べようぜ、米沢と言えば何と言っても米沢牛だからな」で、当時安月給の若者2人が奮発したんです。ひとっ風呂浴びて、さあ夕食だ!出てきた出てきた米沢ギュー♪・・・って薄っぺらいのが3切れほどと “米沢牛のコロッケ”・・そしてメインに出てきたのが “米沢鯉の甘露煮”💧

女将さん曰く、江戸時代のお殿様、上杉鷹山公(かのケネディ大統領が尊敬する人物と挙げた人)が奨励した養殖のおかげで藩財政の危機が救われた有難い魚、それが米沢鯉なんです。今では米沢と言えば米沢牛が有名ですが、私たちにとってはこちらこそが米沢の象徴なんですとの事

・・・なるほど、ですが…僕らは米沢牛がもっと食べたかったんだけどね(涙)まあ、結果的に日本酒にはこちらの方が合ったからいいんだけどさ



鮒ではなく鯉の甘露煮の話でしたごめんなさい




この宿ではありません。こちらはその前に何度か行ってた“安い宿”のほうです(笑)

他人様の動画をお借りしました。映っているのはもちろん番頭さんではありません

ちなみにこちらの宿は基本が混浴です

内湯の脱衣所に入ると中から女性の声が聞こえてきました。番頭さんは混浴初体験で、ドキドキしながら浴室に入って行ったんですが、そこには肩にひっそりとしかしながら鮮やかなサソリの絵を乗せていた、なんとも艶っぽい初老の女性が、地元民と思しき男性と浮世の生き辛さを語り合っておりました

番頭さんは会話には加わらなかったものの、そのとき「ああ、湯治場とは、温泉とはかようなものであるのだ」と秘湯の宿の趣に心も身体も浸したのでした




って、何の話でしたっけ?

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