インプットとアウトプット

ここのところ、清水に寄港した豪華客船からの、富士山ツアー外国人の方々が商店街を歩く姿が見られるようになってきました

先日かりんこさんにもアメリカからという老齢のご夫妻がご来店。奥様がストールをお気に召しご購入くださったんですが、番頭さん、商品説明をする際の言葉が出てこないんです。以前はもう少し喋れたはずなんですけどねえ・・・😞これにはだいぶ落ち込みました。

ネイティヴと話せるくらいの能力があれば年をとってもある程度は話せるのでしょうが、番頭さん程度の英語力なんてもともと高校レベルの上に音楽や映画からテキトーに学び積んだものなので、使わないでいると時間とともにボロボロと崩れ去っていくものなんですよね。

誰かが「インプット（入力）だけだと忘れてしまう、アウトプット（出力）はぜったいに必要」と言ってましたが、本当にその通りだと思います。

おなじように、最近漢字を書けなくなってきています。これは番頭さんの英語力どころの話ではなく、皆さんもそうなのではないでしょうか。ワープロ・パソコンの普及によって、人は文章を「手ずから」書かなくなって久しくなりました。「薔薇」という文字のように、読めても正確に書けない。でも書けなくてもコンピューターが適切に変換してくれる。これではアウトプットにはなりませんよね。漢字を含む日本語は英語などと違い、文字の羅列だけでは言葉を表せないので、書けなくなるということは即ち民族の知性の低下に繋がります。今後はもっと自分で字を書く習慣を取り戻す必要がありますね。

などと偉そうなことをパソコンで打ち込んでいる私がここにいますが(笑)

さて新作です