懐かしい恋人の歌
今朝はお友達のAccessory Shop Vauさんが主催するマルシェ「FUJIFURI」に寄ってきました。朝から楽しそうな雰囲気でいっぱいだったのですが、バカだもんで(静岡弁)写真を撮り忘れたので、レポートは改めて載せますね
世界中にはクリスマスを待ち遠しく思っている人たちがたくさんいると思いますが、我らが宮町商店街をはじめとした富士宮の5つの商店街ではどうも今いちクリスマスっぽさが欠けているようです。まあ大きな神社と大きなお寺があるからかも知れませんけれど、もう少し華やかにやってくれればいいんですけどねえ
すでに何曲か紹介してきましたが、これから本番にむけて毎回「知っていると自慢できる」クリスマス・ソングをご紹介していきたいと思います(特にヒマだから、というわけではありません😅)
Same Old Lang Syne (邦題:懐かしい恋人の歌)/Dan Fogelberg
スーパーマーケットで昔の恋人に会った
雪の降るクリスマスイヴの夜のこと
僕は冷凍食品の後ろからこっそり近付き
彼女の袖を引っ張ってびっくりさせた
彼女は僕の顔を最初は気付かなかったけど
わかったみたいで目を大きく見開いた
抱きついてきて
財布の中身をぶちまけてしまった
僕たちは笑い、そして泣いた
彼女の買った食料品をレジに持っていき
支払ってバッグにつめた
僕たちは これからどうしようって
立ったまま他愛のない会話を続けた
ちょっとお酒でもと思ったけど
開いているバーも見つからない
そこで酒屋で6本パックの缶を買って
彼女の車の中で飲むことにした
僕たちの変わらぬ純粋な心に乾杯し
今の僕たちに乾杯した
気まずい空気を打ち消そうとしたけど
二人ともその術がわからなかった
彼女は建築家と結婚したと
優しくて堅実で真面目な人だと言っていた
でも彼を心底から愛してるとは言わなかった
彼女は嘘をつけない人だから
それじゃあ元気に過ごしてたんだねって
彼女に言った
彼女の瞳は変わらずブルーだった
その瞳のなかに何かを見たけど
疑ってたのか嬉しさなのかは
自分でもわからなかった
彼女は僕をレコード店で見かけたそうだ
元気にやってるんだって思ったって
僕はファンは最高だけど
ツアーの過酷さは地獄だよと言った
僕たちの変わらぬ純粋な心に乾杯し
今の僕たちに乾杯した
黙ってる時間をなんとかしたかった
二人ともどうしていいかわからずに…僕たちが今でも持ってる純粋さに乾杯し
過ごしてきた時に乾杯した
再びおしゃべりを楽しんで
再会を誓いあった
ビールを飲みきり 僕たちはしゃべり疲れた
たいがいのことは話し尽くしてしまった
彼女は僕にキスして
僕は車の外に出た
そして彼女が車で去るのを見届けた
ちょっとの間だけでも
学生時代に戻った気分だった
昔の懐かしい心の痛みを感じてたんだ
僕も帰ろうかと振りむいた時に、
ちょうど 雪は雨に変わっていた
解る人は解ると思いますが、これは1964年のフランス映画『シェルブールの雨傘』のラストをモチーフにしていますね。映画ももちろんですが、この曲を聴くと今でも胸が絞めつけられる想いになります(何があった?)
では、今回も与太話をご覧いただきありがとうございました