『Dear にっぽん』

奥方様、ちょいとばかり体調を崩しまして週末はお休みをいただいておりましたが、本日無事に復帰いたしました。まあ、この気候、というよりもこの気象です。体調が変わらない人の方が珍しいですよね

なので奥方様の新作は今はおあずけ状態です。ごめんなさい

「週末」といえば、皆様は日曜日は週末だとお考えでしょうか?番頭さんは週末だという認識なんですが、世のカレンダーを見るといちばん左端が日曜なので、一般通念上は末ではなくて週の始まりだという考え方なんでしょうね。調べてみたらグレゴリオ暦でも「日曜日から一週間が始まる」という定義づけがなされていました


ちなみに番頭さんの一週間は月曜日の朝ドラで寅ちゃんを観て、日曜日の「Dear にっぽん」という番組で完結するルーティンになっています。民放はほとんど観ません、特に地上波は。録画までして観ているのは「相棒」をやっていないときは「笑点」ぐらいなものです(笑)

その「Dear にっぽん」、毎週日曜日の朝8:25からNHK総合で放映されているドキュメンタリー番組。日本のどこにでもある風景と、そこで営まれる人々の日常と葛藤をとても優しく温かく映し出してくれる番組です。番頭さんは最初は吉岡里帆さんのナレーションを聴きたいという、ごく普通の不純な動機で観始めたのですが、いつしか沼ってしまい今に至っております。たぶん日本でもっとも心ある番組の一つではないかと思っています


先週?今週?放映された回では、原発事故で福島県浪江町の実家を捨てた陶芸家親子のそれぞれの明日がテーマになっていました。浪江町に戻って工房を立ち上げた父親と、避難先に根を張り父親とは異なる独自の制作の道を歩もうとする長男。そこにはお互いに芸術家・職人としてのジレンマがあり、介在する「300年の伝統(大堀相馬焼)」も絡んできます。結論が出るわけでもありませんが、カメラは静かに彼らを見守ります。30分弱の短い番組ですが、いつも柔らかな感動を与えてくれています。未見の方は日曜の朝という辛い時間帯ですが是非ともご覧になってみてください

今回はこれだけです。新作を期待してくださっていた皆様ごめんなさい
一曲は以前も貼り付けた寺尾紗穂さんの『魔法みたいに』をふたつ

ひとつはオリジナルヴァージョン、もうひとつはこの番組用に歌詞とアレンジを変えたヴァージョンです

今回も役立たずなブログをご覧いただきありがとうございました




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