紅葉と温泉

今年の富士宮まつりも終わりました

最終日の5日が火曜日だったので、翌日は水曜日で商店街もお休み。富士宮市全体が水を打ったように静かになりました

かりんこ夫妻も翌日はゆっくり休ませてもらい、ブログもさぼってしまいました。もっともネタぎれで大したことも書けなかったのですが😅

紅葉の季節になりましたね。日光のあたりでは今が見頃だとテレビの温泉番組でやっていましたが、温泉に浸かりながらの紅葉見物なんか最高ですね

われわれ夫婦もずっと旅好き温泉好きでよく山奥の秘湯などに行ったものですが、お店を出すことになってからはあまり行けてないのがちょっと残念です。よく「お薦めの温泉教えて」とか訊かれることがあるので、ネタのないときには少ない経験値からですが、いくつかご紹介しようかと思います

まず最高の紅葉を拝める秘湯のひとつ

写真は拾い物です

大平温泉「滝見屋」です

富士宮から在来線やら新幹線やら乗り継いでレンタカー借りてほんの6時間半(笑)車でもほぼ同様の時間。おまけに駐車場から20分ほど険しい坂を歩いて下ります。場所は山形県米沢市、秘湯だらけの米沢八湯の中でもナンバーワンの極上の湯宿です。訪れてすぐにSNSに投稿した文章が残っていたので貼り付けます

『駐車場から下ること20分。ボールを転がしたら150㌔級の豪速球になってしまいそうなほどの急勾配。缶ビールをしこたま詰めたスポーツバッグを担いで、ほうほうの体で宿に着いたら、その姿を見た宿の人が笑いを堪えて出迎えてくれました

「膝が笑う」なんてモンじゃない、もう(爆)のレベル

最上川の最奥源流なんですね。まさに大河の一滴出ずるところでした

男二人のむさくるしい旅で、友人とは現地集合。下調べの段階で恐怖を感じていた彼は、「オレ米沢駅から送迎してもらおうかな」と言ってきたので、「大丈夫だろ、駐車場があるってことは車で行けるんだから」とムリヤリ納得させたのでしたが、大陸横断用のような小回りが利かないバイクでボクよりも一時間遅れて到着したときの彼の恨めしそうな顔は今でも忘れることができません

周りが静かすぎて流音だけが豪快に響いている渓流脇の露天風呂にはモノリスのような奇妙な岩がどどんと立っていて、その横の岩からお湯があふれ出ています。おそらくは岩の下からパイプを通しているんでしょう、なかなかの風情ではあります

内湯はやや熱めですが非常に温まります。窓からは遠くに「火焔の滝」という名瀑を望めます

胃腸に良く効く名湯とのことで、部屋のポットにもその源泉が入っていました。確かに何となく胃はスッキリしたような気がしましたが、代わりに帰りはあの急勾配を這って登ったおかげで2~3日引きずるような筋肉痛を貰って帰ることになったのでした』


立地が谷底にあるため、突風に吹かれることがほとんどなく、紅葉はたぶん11月いっぱいまでは残っているのでしょうが、この宿は11月の半ばから5月上旬まで雪のため休業となりますので、行くんだったら来春以降にならないと無理です。くれだましみたいなことしてごめんなさい(笑)

皆さんはもう秋の行楽にはお出掛けになられましたか?では、今回も屁の役にも立たない戯言をご覧いただきありがとうございました

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