ビールの話と「くれだまし」

ビール🍺大好きな番頭さんです

昭和の時代はビールといえば「キリンラガー」「サッポロ黒ラベル」が二大勢力でした。居酒屋に行けば大概このどちらかが瓶で出てきたものです

昭和も後期になると、加熱処理を施さないいわゆる「生ビール」が当たり前になります。平成になって、ビールは「コク」と「キレ」という言葉で言い表されるようになり、昭和期の前述銘柄は「コク」の代表とされ、「キレ」の代表銘柄として、それまで4番手に甘んじていたアサヒビールが出した「スーパードライ」が日本中を席巻しました

今でも宴会となるとこの銘柄が出てくる確率が非常に高いですね。番頭さんは嫌いですけどw…だって味しないんですもん

そしてこのスーパードライ天下に待ったをかけたのが、サントリーの「プレミアムモルツ」です。これは衝撃でした。地ビールならいざ知らず、この世界レベルの味を大手メーカーがレギュラー販売したのはまさに革命でした。それも今までインチキ酒ばかり造ってきたサントリーがやったというのはビール好きの間では大きな話題となりました

そしてこれを迎え撃ったのが、サッポロビールの傘下に入ってはいましたが日本ビール界の良心と呼ばれ続けていた「ヱビスビール」です。通の飲むビールとして人気を博していた同銘柄は、プレモルに刺激を受けたのか、麦芽100%という大名目を守りながらも醸造方法や原料を変え、新たな限定品を次々と出してゆくことになったのです

などなどつまらないウンチクを並べましたが、要はまたヱビスの新限定品が出たということの前振りでした笑

これですよ!ヱビス・シトラスブラン。シトラス、ブラン(白)ということで柑橘系が絡んでいることは分かります。柑橘系ビールというのは実は今ではそんなに珍しくなくて、以前ご紹介したローソンが長野県佐久市のヤッホーブルーイングと共同開発した「僕ビール・君ビール」など適価格なものも出ています

今さらヱビスがなぜ?と思ったのですが、飲んでみて唸りましたね。柑橘の香りがしたのは飲み始めの最初だけ。僕君のような飲み干すまでのものではなく、あくまでラガータイプのどっしり感の中に適度なハーモニーを加えた感じです

これは上面発酵と下面発酵という根本的な醸造方法の違いなのですが、ここに触れだすと面倒くさいことになるので割愛します笑

ともあれ、ヱビス・シトラスブラン。良質な地ビールに逆挑戦状を叩きつけたような快作です。限定品目なので是非お早めにお試しください(回し者)


奥方様が素敵なワンピースを作りましたのでご紹介

越中八尾(富山県)「おわら風の盆」

現地に行って仕入れた手ぬぐいをまるまる使いました

いいでしょ😁

これ着て本場のお祭りに行きたいですよね〜

でもこれ、非売品なんです。大人の事情が厳しいので、あくまでこれは奥方様が趣味で作ったものなんです

だからこれは単なる見せびらかし、くれだましなのです

でもサイズはフリー、値段をつけるとしたら10,800円ぐらいになるでしょうね

でも非売品ですよ😉

今日の一曲です

では今回もご覧いただきありがとうございました

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