政治の話と坂本龍一さん

今日はすごく嫌な話になるかもしれません

昨日はお休みで、奥方様がマイナンバーカードを受け取るので一緒に清水区役所に行ってきましたよ。マイナポイントとかいう人参🥕がもらえる最後のチャンスだということで2月の末に駆け込み申請して、ようやくここまでたどり着いたようです

最近は富士宮での生活が9割のウェイトで、すっかり「宮っ子」となっていて、静岡市は市長選と県議会議員選挙があったことすら忘れておりました。それでも市民の務めとして期日前投票も済ませてきましたが、市長選はともかく県議会議員は何の予備知識もなく、投票箱の前で初めて候補者の名前を知るという体たらく。まあそれでも棄権よりはマシだろうと投票してきました。それにしても候補者5名のうち3名が政権与党、無所属だけど元野党が1名、与党のコバンザメみたいな「ゆ党」が1名。これでいいんですかねえ?

政権与党がすべてダメってわけじゃないですけど、今は一党独裁みたいなモンですからね。これはとてもじゃないけど健康的な国家運営とは言えない状態。本来は与野党が高い支持率で競い合うのが理想的なので、国民は県議会・市議会レベルにおいても、もっと権力というものに厳しい目を向けなければいけないと思うのです。そのマイナンバーカードに関しても政府はやりたい放題。「所持は任意」と最初に言っておきながら、健康保険証と一体化させて、非所持者には金銭的不利を強いる。先日もボヤいた通り、確定申告の手続きも面倒になりました。またマイナンバーカード対応カードリーダーを導入しない医療機関の認可取り消しまでチラつかせています。これではもはやソフトな恐怖政治です

マイナンバーカードの是非はともかく、こういう「騙し」のような強引なやり口は政権与党の驕りです。右とか左とかいう政治的なスタンスではなく、キチンとした議論も為されないまま閣議決定などという姑息な政治手法を横行させないためにも国民は選挙というものを軽んじてはいけないのです



ボヤキは以上です。政権与党の熱烈な支持者のみなさんにはごめんなさい

今日の一曲は、権力の傲慢にはずっと異を唱えておられた偉大な「教授」を悼んで


教授を尊敬し共演、この曲に歌詞をつけて「Forbidden Colours」というタイトルで歌ったデイヴィッド・シルヴィアン氏

どうせだからそれも貼ります

氏のウェブサイトにはこう書かれていました

I believe Icarus was not falling as he fell , but just coming to the end of his triumph

「彼はイカロスの翼(人間の傲慢さや技術への過信を戒める言葉として用いられるギリシャ神話)が溶けて落ちたのではなく、勝利で終わりを迎えたのだと思う」という言葉を捧げました。(思いっきり意訳ですがw)




重苦しいブログになってしまいましたが、ご覧いただきありがとうございました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です