朝霧フードパークと青い影

NHKの朝ドラ『おかえりモネ』が良いですね

視聴率は前作に引き続きあまり伸びていないようですが(笑)内容は従来の番組に比べてもとても優れていると思います。テレビドラマは映画と同じ総合芸術です。舞台演劇とは違って役者さんの芝居だけでなく、そこに流れる空気感をリアリズムを損なわずに描かなければいけません。そのために光と陰を使い分ける撮影、編集であったり、言葉の合間を埋める音などがとても重要な役割を担っています。以前も書きましたが、全編に流れる高木正勝さんのピアノとアン・サリーさんのスキャットは物語に静かなリズムを効果的にもたらしています。同時に素晴らしいのがペールトーン(青白さ)を空気に染め付けたようなカメラワークと映像処理です。熱心な視聴者はとっくに気づいていると思いますが、この作品は寒色で彩られていますね。今後物語の展開とともに変わっていくのかも知れませんが、ここまで音と色に拘った朝ドラを番頭さんは知りません。傑作の予感が当たりそうです。





戯言でだいぶ行数をとってしまいましたが、29日にはモネちゃんを観終える前に番頭さん独りで出発して、「道の駅あさぎり」の横にある「朝霧フードパーク」に向かいました。おなじみ出張商店街の特別イベントに出店するためです。

ですが、この日は昨夜からの雨が出発時にも降り続けていて、予報ではもうすぐ上がるとはいうものの地面はぬかるんでいるだろうし開催は微妙な状態でした。到着すると雨は予報通りに上がっていましたが、それと引き換えに突風の連続攻撃。テントを破損する災難の中でスタートすると、雨風のあとは予報に反して超好天に。100名近いお客様が押し寄せて何とも賑やかなイベントとなりました

明日は奥方様の新作をアップできそうです。それも2点。それと、2日から始まる「まちなかアートギャラリー」の詳報もお伝え致します

では一曲。「ペール」と言えばこの曲ですね。邦題「青い影」2006年の野外フェスでの素晴らしい演奏です

では今回もご覧いただきありがとうございました

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