朝ドラ雑感プラス
もうご存知でチェックしているかたもおられると思いますが、3日後の金曜日21時30分よりNHK総合(地上波)で『虎に翼』のスピンオフドラマ『山田轟法律事務所』が放映されます。かの作品のBlu-ray3巻組を購入し、名古屋のロケ地にまで行った(無残な結果となりましたが)“とらつばマニア”の番頭さん、告知のあった半年前からずっと楽しみに待っておりましたがどんな出来になっているんでしょうね。もちろん“恐るべき36歳”(現在38歳)吉田恵里香氏の書き下ろしです。
主人公は寅ちゃんではなく、“よねさん”こと寅ちゃんの旧友山田よね(土居志央梨さん)と同じく学友だった轟太一(戸塚純貴くん)。彼女らが戦後の荒廃の中から法律事務所を立ち上げるまでの話とのことです。
彼らの立ち上げた法律事務所は本編の中でも重要な場所として何度も登場します。元キャバレーだった店舗跡の壁には人種、信条、性別や門地(家柄などの出自)法の下の平等を謳った「憲法十四条」が殴り書かれていて、訪れた寅ちゃんが感激のあまり絶句する場面も描かれていましたが、この殴り書きについても今回は語られるようです。一時間強の放送時間なので早足になるとは思いますが、法曹界における寅ちゃんのその後にも大きな影響を与えたこの2人がどのように描かれるのかとても楽しみです。
そして現在進行中で、エンディングまであと1週間ちょっととなった『ばけばけ』についてです。番頭さんの中ではおおむね好意的です。松江を出てから少し人物描写が粗っぽくなったかなという感はありますし、ふじきみつ彦氏の小劇団っぽい演出(おくまが焼き網を失くした事件のやりとり等)は少し鼻を衝く部分はありましたが、いたずらに深刻な空気に落とさなかったのはやはり松野家の役者さんたちの無頓着な陽気さがあったからでしょうね。
役者としては高石あかりさんが超秀逸。ヒロインの存在感としては朝ドラ史上でも屈指のインパクトを遺せたのではないでしょうか。それから吉沢亮くん、番頭さんのまったく知らなかった(笑)この偉大な俳優は今年度の日本映画賞を総なめした例の作品のみならず本作において最も重要な役割も見事に果たしましたね。トミー・バストウさんは、まあ(笑)脚本がヒロインにウェイトを置いているせいもあってか及第点といったところでしたかね。父親の岡部たかしさんは『虎に翼』からの再びの父親役で曲者感は相変わらずでしたが、貫禄が異常発生した母親役の池脇千鶴さんのコメディエンヌぶりはこの作品におけるもうひとつの収穫だったと思います。
などと偉そうな総括をしていますが、もうちょっと続くので感想は変わるかもしれませんがね。
15日はお店をサボって東京のセントパトリック祭に行ってビールを少しだけいただいてきました





ギネスビールが最高に美味かったです。午前10時からビールを喰らうこの爽やかな背徳感。気温も16℃で風もなく日差しも暖かい、確定申告後の疲れた頭を癒すにはもってこいの一日となりました。
番頭さんは翌朝新幹線で戻ってお店を開けました。奥方様は単独でプチ仕入れして、商品も今日到着しましたよ。また近日中にアップしますのでこちらもどうぞお楽しみに。
今日の一曲は『虎に翼』で山田轟法律事務所で行われたパーティーでトランスジェンダーのバーのママ役で出演した、実際にご自身も男性の身体と女性の心を持つトランスジェンダーである中村中さんの作った日本のソウルミュージックの大傑作を
では今回もご覧いただきありがとうございました。

