咲耶姫様と弁財天様

先月のことです

その日は朝から雨降りでした。「濡れて参ろう」的な雨ではなくバチバチと地面を叩く音がかまびすしい(変換しろよ、HUAWEIのタブレット💢)激しい雨

今日はお客様は誰もみえないだろうね、と諦めムードの昼下がり。ドアが開く音がして二人組のお客様がご来店。お二人ともけっこうびしょ濡れで、着替えになるような洋服を探しにいらしたとのこと(番頭さんはこのときお食事中で不在)。最初はゆっくりご覧になっていたのが、だんだんと奥方様と打ち解けて色々と話も弾んだようです

お二人は地元の方ではなくて、県外のある都市からやって来られたとのこと。今、こんな時期に観光客でもないでしょうにと奥方様も思っていると、実は浅間大社にご祈祷を受けにいらした帰りだそうでした。お二人ともとても穏やかで明るく美しい方で、かりんこの商品もよく似合われ、またお気に召していただけたようでした(このときには番頭さんも戻っている)

2時間近く滞在されていましたが、雨も止む様子がなかったので、番頭さんの車でお二人を駅まで送って差し上げることにしました。最初は富士宮駅までと思ったんですが、どうせ誰もみえないだろうからと、折角なので新富士駅まで走らせました

その車中での会話で、お二人が富士宮にいらしたのはこれが初めてで、お一人がある人からの強い勧めで浅間大社、数多の浅間神社を束ねる本宮の大社に行きなさいと言われて来たと知りました。そこで番頭さん、よせばいいのにネットで伝え聞いた話をしたんです。かなり有名な霊能者がこの浅間大社を霊視したところ、「もう神々しさが別格。涌玉の池には弁財天様がいらっしゃる」と言ったという話。するとその方は「実は私に強く勧めたのは、幼い頃から神様とお話ができる友人、それも此花咲耶姫(富士山の神で浅間大社の主祭神)に可愛がられている人」と話してくれたのです。番頭さんはこう見えて、そういう話には微塵の疑いも持たない人なのでとても嬉しく心を震わされる思いになったのです。

お客様も「今日のこの出会いは此花咲耶姫様のお導き」とおっしゃってくださいました。もっとお話したかったのですが、新富士を越えて三島まで行ってしまいそうだったのでそこでお別れとなりました。帰りには雨もだいぶ止んでいました。ここで虹でも現れていたら、と思いましたがそうは都合よくいきませんでした(笑)

翌日は夫婦揃ってお礼に参らせていただきました。もしかしたらあのお二人は咲耶姫様と弁財天様の化身ではなかったのか😱そう思うと番頭さんはお二人がお買い物されたカード控えが木の葉に変わっていないか心配になったのです←バチ当たり

弁財天という神様は芸術創作の神様でもあるらしいですね。以来奥方様には本殿のあとに涌玉の池に詣でることを強く勧めております(また人任せw)

今日も長文でした。また閑だと思われたでしょ?今日はお休みなんですよ。奥方様が歯医者に行ってるので書き始めましたが、今は既に帰ってきています。番頭さんはもうすぐ夕飯のお米をとぎに行きます

今日の一曲です

では今回も長々駄文を御覧いただきありがとうございました

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