追悼録 2025
もう13日寝るとお正月、というところまでやってきました
恒例の十大ニュースはもう少し先に延ばして、今回は追悼録を
いろいろな資料を見て振り返ってみると、昨年の中山美穂さんのような若くして突然、というようなショッキングな亡くなりかたをした人は少なかったように思われます。
ただ、つい最近アメリカの話ではありますが、映画『スタンド・バイ・ミー』の監督ロブ・ライナー氏が奥様とともに息子に殺害されるという痛ましい事件もありました。それを除けばおおむね高齢での逝去が多かったようです。
個人的にはロバート・レッドフォードの訃報。驚きはなかったけれども彼の出演した作品のいくつかは自分の青春期において大きな影響といいますか、思い出を遺してくれたのでやはり感慨深いものはありましたね。ポール・ニューマンとジョージ・ロイ・ヒル監督との黄金トリオ『明日に向かって撃て』『スティング』は両作とも今でも番頭さんの大好きな作品です。
それからダイアン・キートン。79歳ということなのでそれなりの年齢ではあるのですが、我々の世代の中では永遠の30代。ウディ・アレン監督の『アニー・ホール』や『マンハッタン』での小粋なニューヨーカーぶりが忘れられません。
日本人では、個人的な想いは別にしても、やはり長嶋茂雄さんでしょうね。王さんのようなストイックさとは対照をなす底抜けの明るさは巨人ファンのみならず、他球団のファンにも「巨人は嫌いだが長嶋は好き」と言わしめるほどでした。究極のB型人間としても知られ、遠征のために上野駅に車で乗り付けたのものの、時間ぎりぎりだったため、駅前に車を置きっぱなしにして電車に飛び込んだという話や、試合に連れてきた息子の一茂氏を試合に負けて興奮してそのままベンチに残したまま帰ってしまったなどの伝説が数多く残されていました。20年以上も脳梗塞の後遺症を患って表場面に出ることも少なくなったので、訃報に接しても、ああそうか、という感覚でしかなかったのですが、顧みるとやはり一つの時代が終わったという思いになりましたね。
その他(という言い方は失礼ですが)では歌手の橋幸夫さん、サッカーの釜本邦茂さんでしょうか。もうひとり個人的に印象が強かったのは同い年の皆川おさむさん、『黒猫のタンゴ』の方ですね。家にドーナツ盤がありましたっけ。それにしても同い年とは知らなんだ。
Xmas前にこんな話もアレですが(笑)、そういう時節になってきたということです。
『ばけばけ』です。毎日7:30のBSと地上波の8:00から、両方とも番頭さん夢中で観ております。だんだんとお二人の間が近付いてきていますねえ。もう何度も書きましたが、役者陣、特に脇が良い。松野家もそうですが、大磐石、錦織さん役の吉沢亮さんが回を追うごとに味が出てきています。恥ずかしながら番頭さん、『国宝』は観ておりませんので、彼のことはまったく知らずにおりました(笑)が、小柄で中性的な雰囲気が余計な侍っぽさを出さずにむしろ物語に奇妙な艶っぽさも醸してくれているような気がします。
来週からはお互いの恋敵?が登場しますが、これを乗り越えることでまた大きなクライマックスがやってくるのでしょう、とても楽しみです。
最後に(笑)かりんこさん情報ですが、本日内緒でプライスダウンをいたしました。セールとは銘打ちませんが、けっこうな数を見切りましたのでまた覗きにいらして下さいませ。
今日の一曲もお気に入りのクリスマスソングを
では今回もご覧いただきありがとうございました。

