祭りとトマトと富士山と

10月も今日で終わりです

強烈な富士宮ネイティブスピーカーのお客様に言わせると


「はあ、わきゃあにゃあね」

だそうです。特に方言ってわけではないのですが、簡単に通訳すると、「今年もこんな時期になって、月日の経つのはあっという間だよね」という意味になります

自分では言わないにしても、ある一定の年代以上の静岡人なら音としては馴染みがあるのではないでしょうか

そうです、今年も余すところあと2か月、わきゃあないんです




今年はコロナ禍という言葉の呪縛からようやく脱せた年になりました

実際のところはかりんこ夫妻も揃って罹患してしまいましたが(笑)まあ、それでも社会は少しずつコロナ前に戻ってきたようです



富士宮市でも3大祭り(やぶさめ祭り・御神火&宮おどり・秋宮)のうちの2つが規模こそ縮小されたものの無事に開催され、これらの中でも最大の「秋宮(富士宮まつり)」が来月3(金・祭日)・4(土)・5(日)の3日間にわたって行われます


市内の20区がそれぞれの山車を曳き廻して浅間大社周辺を練り、本宮に入っていきます。かりんこさんのお店はお祭りの一等地にあるので、労せずに競り合いや口上を拝むことができます。お祭りに見える際にはぜひお店にお荷物を置いて楽しんでください。もっとも4日は大社周辺は終日車が入れませんのでご注意ください



参考にどうぞ



お得な情報をひとつ

この3日間、清水区庵原の農園さんのご厚意で、今価格高騰中のミニトマトを超格安販売いたします。1パック100円と破格でのご提供です。希望される方は在庫ある間ならお取り置きもしますので、ご一報ください

ただし、翌週は月~火と仕入れに行きますので、なるべくお祭り期間中でのお引き取りをお願いいたします



今日の一曲は昨日の見事な富士山の画像をつけて寺尾紗穂さんの「富士山」を



きみは行く

きみは行く四月

遠い国

遠すぎる国に


きみとの歳月

長い長い歳月

泣き 憎しみ 怒り 別れ

そしてまた別れ


抱き合い 別れ

そしてまた抱き合い

混沌とした歳月の中で

こんな結末が待っていた



きみは行く

きみは行く四月

わたしを忘れ

思い出を葬り

海と空をあとにする

きみとの歳月

きみの歳月

これから先のきみの歳月に

わたしが関わることはない



きみは行く

きみは行く四月

煮ても焼いても飛ぶ飛行機で

かがやく富士に見送られ

きみが最後に見るのは富士山

きみの記憶に残るのは富士山



きみが行く

きみが行く四月

わたしは富士の頂に立ち

そのまま富士と同化する

きみが最後に見るのはわたし

きみの記憶に残るのはわたし



今は二月

今はまだ二月

きみが消えたあとの歳月を

予想することが

わたしにはできない

泣き 憎しみ 怒り

抱き合ったきみが

いなくなる日がくるのだろうか



二つとないきみ

唯一無二のきみ

どこにも行くな

富士山となって

どこにも行くな

富士山のように

わたしの部屋から

見えるきみであれ



きみは行く

きみは行く四月

これほど残酷な四月を知らない

冷たく

熱い

手をしたきみを

人さらいの四月が連れて行く






疲れた(笑)でもとてもいい曲です


では今回もご覧いただきありがとうございました

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