【悲報】番頭さん、まんまと騙される

前回の予告通り、来月6月13日に「ガラス工房Pirka(ピリカ)」さんの展示即売会を行います

皆さんにその作品の素晴らしさを知ってもらいたく、それらを写真入りでご紹介しようとネットから引っ張ろうとしたんですがどうも上手くいきません。見られることは見られるんですが、ダウンロードしてこちらに貼り付けようとすると途端に解像度が落ちてしまい、とても見られたものではなくなります。とんぼ玉の性質上、輝きが濁ってしまうのは致命傷になるのでご紹介はもう少しお待ちください

Pirkaさんの活動拠点は同じ富士宮市で旧芝川町、芝川駅前にある「蔵戸」という複合店舗(?)の2階です。骨董品を扱う「古道具 芝川」さんと布小物の「布華」さんと3人で運営しています。ただし常時営業はしておらず、それぞれが各地のイベントに飛び回っており、月に数日のみ蔵戸を開けているようです。どうにも謎の多い不思議なお店です(笑)

蔵戸さんのホームページがあります。Pirkaさんの作品も素晴らしい輝きのまま見られますので、是非ご覧になってみてください

芝川駅前「蔵戸」-kurado- (wixsite.com)←「店舗カテゴリー」から入れます


そういえば二回り若い友人(なぜか得意気w)の手作り作家さんが先日ご自身のインスタグラムで大激怒、訴訟だぁ💣ぐらいの勢いだったので、何事か訊いてみると、是非ともとお願いされフォローを許した人に自身の作品をパクられ(盗作)てしまったとのこと。手作り作家さんの世界ってのは著作権とか法的にほとんど整備されていないので、こういった無法行為は日常茶飯事みたいです。Pirkaさんが以前出店していた手作り商品のウェブサイトからも写真ひとつまともに引っ張ってこれないのはそうした事情も絡んでいるんでしょうね。ちなみに上記の蔵戸さんのホームページからも写真だけ引っ張ってくることはできませんでした



インスタ、と言えば思いっきり話題を逸らします。先月の話です。番頭さんは朝起きるとネボケ眼でインスタなどSNSをチェックするのが日課となっているんですが、そのインスタで面白そうな洋服の広告を見つけたんです(というか勝手に表示される)。価格を見るととてもお値頃、お幾ら万円じゃなくてお幾ら千円の世界。その夜はいい夢でも見たんでしょうか、気分良く迷わずサクッとポチっしてしまいました。

そのまま朝のルーティンに入ってしまい、お店に到着するまでしばらく忘れていたんですが、そのサイトから確認メールが届いていないことに気づいたんです。普通だったら必ず契約内容と受付番号などを記したメールが届くものですよね、それが待てど暮らせど届かない。迷惑メールもチェックしたけど入ってない。インスタの機能で閲覧した広告は確認できるので、その広告から業者に問い合わせメールをしたんですが、それもなしのつぶて。よくよくその広告画面をチェックすると取り扱い商品は何ページにも及んでいるのに、2ページ目にも3ページ目にも行けないんです。「やられた!詐欺広告だ」と思い、決済したクレジットカード会社に連絡。詐欺広告だと判断されれば返金は可能と返事をもらったものの、カード情報を抜かれてしまう可能性は否定できないということで、数日前に更新され届いたばかりのカードを即時番号変更しました。そこのサイトを改めて検索してみたところ、ほとんど情報が出てこない中、セキュリティ会社の発信記事にこのサイトの名前が「おとり広告業者」としてヒット。番頭さんが見た広告はとても分かりやすく良かったのですが、これは別の真っ当な通販サイトの記事を丸コピーしたもので、支払い画面だけがこの業者のものだった、というオチでした

さて、カード会社との話し合いかぁ、と思っていたある日(それから1週間以内)、謎の荷物が届きました。送り主欄には聞いたこともない会社名が。

もしやと思い、開けてみると例の商品がしわくちゃのまま入っていました。「え?どーいうこと?詐欺じゃないってこと?」狐につままれるとはまさにこの時の状況です。で、着用してみるとボタンがホールに入らない、何度か試みるとボタンはポロっと落ちてしまう。そもそもこのデザインだっけ?うん、まあ、似ていることは似ている。だけど写真のような高級感が全くない。色は指定のネイビーだがこれがなんとも安っぽい。で、素材タグを見てみるとポリエステル70%に聞いた事もない名前の化繊が30%。なるほどそういうわけか。広告には綿70%に麻30%とある。

つまりはこういうことです。世界中から良さげな製品の広告をみつけてデザインを盗み、中国あたりで安価な素材のコピー品を作らせる。それをこともあろうかパクった広告を使って売り捌くという手口。実際に商品は届くわけだからネット詐欺の認定が難しくなる、またそれほど高価ではないから被害者も社会勉強代で収めやすいという実に巧妙なやり口です。ここで番頭さんから皆さんに教訓を授けます



「FacebookだろうとInstagramだろうとデタラメ広告は普通に混じっています。被害に遭ってもSNSは責任など一切取りません」

ポチっとやる前にサイトの名前をネット検索するのがいちばん確実だと思います



Pirkaさんの話よりも番頭さんの失敗談のほうが長くなってしまいました。今日の一曲です

ご存じでしょうか?今、日本の80年代のシティポップスが再評価されていて、このうたは世界中で大人気なんです。松原みきさん、確かもうご存命ではなかったと思いますが、この曲以外ほとんどヒットもなかったのに歌っている自分の姿が世界中で再生されているなんて😲でしょうね


では今回もご覧いただきありがとうございました

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