涼子さまと玉ちゃんと新作情報

『虎に翼』での涙腺決壊が止まりません

涼子さまの姿が見られた先週金曜日のラストから番頭さんの心も新潟に飛んでいました

よねさん、ヒャンちゃん、梅子さんと学友のみなさんの伏線回収作業が始まっていた中、涼子さまだけがいつ登場するのかずっと気を揉まされていました。

そしてまさかここ新潟でようやくのご登場。玉ちゃんも一緒に、でもその姿は・・・

憲法第十四条における身分制度の撤廃はトラちゃんたちやその他多くの人々に希望をもたらしましたが、涼子さまのような「血を繋ぐ」ことだけが役目だった女性たちにはかえって辛い思いをさせることにもなったのでしょうね。今朝はそんな時代の仕打ちや苦悩を分かち合ってきた涼子さまと玉ちゃんの、お互いの立場を越えた魂の解放が描かれた神回でした

玉ちゃんが英語で語ったのには驚きましたが、あるSNSを受け売りしますと、英語で話すことによって「お嬢様」も「玉」も「You」になる。対等になることの象徴なのだそうです。そして玉ちゃんが涼子さまに「Could you please be my bosom friend ？」（親友になってくれませんか）と言います。われわれ日本人だと親友は「best friend」と言いがちですが、これは『赤毛のアン』で使われた「腹心の友」＝女性同士の親友を表す言葉です（ええ、これも受け売りです）。もう改めてこの作品の精緻さと36歳の脚本家の才能にひれ伏す気分でした

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