思秋期

もう10日も前の話なんですが、奥方様の高校時代の友人4名様があちこちからご来店くださいましてね

番頭さんが「体調不良」などと大袈裟に書いたもんですから心配して顔を見に集結してくれたんです。西は名古屋、藤枝、静岡から。東は何と秋田から、わざわざ新幹線を乗り継いでお見えくださいまして

いつもLINEで他愛もない話題をくっちゃべっているメンバーですが、やはり一堂に会するということは奥方様にとっては一年でも最大級のイベントで、誰が何時の電車で来てどうするとか、秋田からは新幹線で来ても富士宮に来るにはどうしたらいいかとか、ふだんの自分たちの旅行ではすべて番頭さん任せの人が一所懸命調べておりました(結局みなさんの知恵のほうが優っていたわけですがw)

せっかく夫婦で無い知恵を絞ったのに、当日番頭さんが新富士駅までお迎えに行く計画が秘密結社の陰謀により妨害されてしまい、秋田からのお友達はタクシーで富士駅まで行ってもらって身延線に乗ってもらうという苦肉の策でどうにか到着することができたのです。それにつけても秘密結社よりも憎むべきは新富士駅と富士駅の関係性です。富士宮住民にとっては嫌がらせ以外の何物でもありません。東京に仕入れに行くときも新富士駅まで車で行って、というパターンしかないので、せっかくの電車の旅なのに番頭さんは一滴も吞むことが出来ないのです。こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。新富士駅を招致した

皆さんせっかくお忙しい中来てくださったのに、そういうわけで奥方様を含む全員が揃ったのはわずか1時間足らずでした

番頭さんが責任を痛感して、帰りは皆さんを新富士駅まで車で送り届けましたが、これもまた渋滞に次ぐ渋滞。なんとか指定の時間には間に合ったものの、車中ヒヤヒヤしっぱなしでした💧


お店に戻ると奥方様がドッと疲れた顔で待っておりました。「無事に間に合ったよ」

そのときに店内に流れていたのが偶然にもこの曲でした

歌詞を聴きながら番頭さんもウルっときちゃいましたよ

変わらぬ彼女たちの友情と永遠の青春に乾杯





では今回もご覧いただきありがとうございました


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